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旧海軍史跡巡り<軍艦「葛城」> [歴史探訪]

夏休みを利用して、広島呉、江田島地区の海軍の史跡巡りを計画しました。今回のテーマは、呉軍港周辺で沈没した軍艦です。
今頃なぜこんなテーマで調べることになったのかというと、先日の8月6日に海上自衛隊のヘリ空母「いずも」が横浜の造船所で進水式を迎えました。このヘリ空母は「ひゅうが」、「いせ」につづくもので3艦目の船となります。何気なくネットで調べてみるとこの同名の艦は旧海軍の軍艦にも名付けられており、偶然呉軍港の周辺で沈没し終戦を迎えたことが判明しました。そこで今回は、新生日本のため最後まで戦い抜いて沈んでいった鎮魂の場所を訪ねてみることにしました。


画像2.jpg
第七弾として航空母艦「葛城」を取り上げてみます。
「葛城」は倉橋島の三ツ子島に係留されていました。


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昨年の春に音戸公園に行った際撮影した写真を使用しました。


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この写真は反対側の江田島市大柿町から撮影した写真です。


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公試中の航空母艦雲龍型『葛城』
(昭和19年10月初頭 佐多岬沖)
引用:艦艇写真のデジタル着彩
Digitally Colorized Photos of old monochrome Vessels. For inspiration only.


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葛城の甲板の再現
http://gunkandaisui.cocolog-nifty.com/1966/cat6127735/index.html


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竣工したばかりの新鋭空母「葛城」は、僚艦「天城」と共に、虚しく呉軍港外に繋留されたままであった。
尚、「葛城」の後に起工された、雲龍型航空母艦3隻(「笠置」「阿蘇」「生駒」)は、竣工する事無く工事が中止された。結果、「葛城」は、日本海軍で最後に竣工した航空母艦となった。


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米軍の空襲を受ける葛城(画面下)。画面中央に見える小型空母は海鷹。右上には爆弾を投下して飛び去る米軍の攻撃機が見える。昭和20(1945)年3月19日に呉港外での撮影だが、この時期の日本には虎の子の空母を狙う米軍機を迎撃する力もほとんどなかった(米海軍史料センター提供)



葛城 (空母)

葛城 (かつらぎ)とは、日本海軍の航空母艦。
第二次世界大戦末期に量産された雲龍型航空母艦の3番艦で、日本海軍が建造した航空母艦の中で最後に完成した空母であった。艦名は奈良県にある葛城山にちなんで命名された。

就役:1944年10月15日
喪失:1945年7月28日、呉にて米軍機の攻撃を受け中破
除籍:1945年10月20日
解体:1946年(昭和21年)12月22日に復員輸送後解体
享年:2歳
排水量:基準:17,150t 公試:20,200t
全長:227.35m
全幅:水線幅:22.00m
主機:ロ号艦本式缶専焼8基、艦本式タービン4基、4軸 104,000馬力
速力:32.0ノット


艦歴
1942年(昭和17年)12月8日、呉海軍工廠で起工し、1944年(昭和19年)1月19日進水、同年10月15日に竣工した。鹿児島沖などで公試を行ってはいるものの、搭載する航空機と搭乗員、さらに燃料の不足により作戦活動には従事せず、決号作戦に向けて温存されていた。終戦時には呉市の三ツ子島近海に擬装の上係留されていた。
当初は、艦船の迷彩がほどこされていた。すなわち、飛行甲板には緑黒系の縞状迷彩、側面には商船誤認を期待する青系のシルエットの迷彩である。しかし、島の側に係留されていたため、そのような迷彩は役に立たず、特別な対空偽装を行っていた。島との間に偽装網をかけ、飛行甲板には家屋や道路を設けるなど島の一部に見せかける方法である。それでも1945年(昭和20年)7月24日および7月28日の呉軍港空襲で被弾、中破する。しかし、機関部などの船体下部や艦橋などには大きな損傷はなく、航行可能な状態で8月15日の終戦を迎える。 
終戦後の10月20日に除籍され、連合国軍による武装解除の後、特別輸送艦(復員輸送船)として用いられることとなった。特別輸送艦として用いられるにあたっては、飛行甲板への通風孔の設置、格納庫への仕切りなどの設置による居住区への改装が行われた(輸送可能人員は約3,000名から5,000名余)。被弾のために、膨れ上がった飛行甲板はそのままの状態であった。塗装も変更され、側面に日の丸と「KATSURAGI」の文字が入れられている。なお、葛城は特別輸送艦として最大の大きさを持っていた。
葛城による復員輸送は第二復員省(旧海軍省)が担当し、1945年(昭和20年)12月から開始された。大型・高速の艦であったために、遠方の南方方面を担当し、南大東島やラバウル、オーストラリア、仏印などを航海した。港湾施設が貧弱な地区においては、縄梯子を利用し、復員兵の乗り組みを行った。ボイラーの予備水の不足から外洋で立ち往生したこともあるという。葛城は約1年の間に8航海、計49,390名の復員者を輸送し、その中には歌手の藤山一郎もいた。復員する人々で鈴なりとなった写真に残されている。
復員任務終了後、日立造船桜島工場で1946年(昭和21年)12月22日に解体開始、翌年11月30日に解体完了した。

<おまけ>
名作アニメの「エヴァンゲリオン」に搭乗する「葛城ミサト」はこの艦の名前を引用しています。

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「葛城ミサト」はビールが好きで寝相が悪い変な癖がありますが、頭脳明晰ですばらしい指揮官です。

<おまけ_その2>
「エヴァンゲリオン」に搭乗する女性キャラクターを紹介します。

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黄色い紙の女性は「赤木リツコ」で、赤城型航空母艦1番艦から名前が採用されています。
オレンジの髪の少女は「惣流・アスカ・ラングレー」で、大日本帝国海軍、航空母艦蒼龍から名前が採用されています。それから、ラングレーの意味は、アメリカ海軍航空母艦(CV-1)。同インディペンデンス級航空母艦6番艦(CVL-27。二代目)です。
青い髪の少女は謎を秘めた経歴を持っている少女で、「綾波レイ」といいます。綾波という艦艇は、大日本帝国海軍、神風型駆逐艦32番艦。同じく吹雪型駆逐艦11番艦(二代目)。海上自衛隊あやなみ型護衛艦一番艦(三代目)。「三人目の綾波レイ」はこの「あやなみ」という艦が三隻ある事に引っかけてあります。

それから、この艦は<日本艦隊の中では際立つ、日本艦隊の戦果(撃沈破4)の半分を単艦で挙げる活躍をした。戦艦を含む敵艦隊に単艦で挑み、敵駆逐艦2隻を屠り、1隻を大破させ、戦艦サウスダコタの電気系統を断ち切り(「重巡」撃沈と判断した「重巡からの砲撃が止んだ」(実際はサウスダコタの両用砲だと思われる。)から。ただし明確な根拠が無いので異説扱い。)一時砲戦不能にさせたという、駆逐艦1隻としては異例の大戦果を挙げた。>という大変すばらしい戦果を上げたようです。

引用:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1013156205


<おまけ_その3>
エヴァンゲリオンは悪い敵を正義の味方がやっつけるといった単純なアニメではありません。地球の成り立ちから、全人類の運命の行方は如何に・・・かなり壮大なテーマを持ったアニメです。興味のある方は劇場版4部作(3部作までは発売されている)をレンタルビデオにてご賞味ください。個人的には漫画は大嫌いで見ることはありませんが、この物語は大人が十分に楽しめるものです。逆に言えば、子供には難しすぎるかな・・・








綾波(綾波レイ)・・・大日本帝国海軍、神風型駆逐艦32番艦。同じく吹雪型駆逐艦11番艦(二代目)。海上自衛隊あやなみ型護衛艦一番艦(三代目)。「三人目の綾波レイ」はこの「あやなみ」という艦が三隻ある事に引っかけてある。

蒼龍(惣流・アスカ・ラングレー)・・・大日本帝国海軍御召艦。大日本帝国海軍、航空母艦(二代目。同型艦無し)。

飛鳥(惣流・アスカ・ラングレー)・・・大日本帝国海軍、特設水雷砲艦。海上保安庁すま型救助艇。海上自衛隊あすか型試験艦。

ラングレー(惣流・アスカ・ラングレー)・・・アメリカ海軍航空母艦(CV-1)。同インディペンデンス級航空母艦6番艦(CVL-27。二代目)。

冬月(冬月コウゾウ)・・・大日本帝国海軍、秋月型駆逐艦8番艦。ちなみに読みは「ふゆづき」。海上保安庁はつなみ型巡視艇24番艇ふゆづき(二代目、PC24)。

青葉(青葉シゲル)・・・大日本帝国海軍、青葉型重巡洋艦1番艦。

赤城(赤木リツコ)・・・大日本帝国海軍、摩耶型砲艦4番艦。同じく赤城型航空母艦1番艦(二代目。同型艦天城は未完成)。

葛城(葛木ミサト)・・・大日本帝国海軍、葛城型スループ1番艦。同じく雲龍型航空母艦3番艦(二代目)。

日向(日向マコト)・・・大日本帝国海軍、伊勢型戦艦2番艦。海上自衛隊ヘリコプター搭載ひゅうが型護衛艦1番艦(二代目)。

伊吹(伊吹マヤ)・・・大日本帝国海軍、鞍馬型巡洋戦艦2番艦。同じく巡洋艦改装航空母艦(二代目。未完成)。

摩耶(伊吹マヤ)・・・大日本帝国海軍、摩耶型砲艦1番艦。同じく高雄型重巡洋艦3番艦(二代目)。

霧島(霧島マナ)・・・大日本帝国海軍、金剛型戦艦4番艦。

など。


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