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鳳凰山、2840m 2011/06/25 [百名山]

雲取山から3週間が経過した週末、天候の状況によっては「鳳凰山」に登りたいなと考え続けていましたが、天候の予測がどうしても良くない。ぎりぎりまで悩んだところ、金曜日は晴れ、土曜日は一時雨との予報。もうこうなったら、決行するしかない!雨が怖くて山が登れるか!
ということで、夜叉神峠(やしゃじん)の登山口に車を置いて南御室小屋に宿泊、鳳凰三山を縦走し、広河原に下山。あとは、バスで駐車場までかえってくる計画を実行することに決定。

鳳凰山は100名山のうち37座目の山となります。

鳳凰山平面図.jpg
結果的に当初の計画通り夜叉神峠から鳳凰三山を巡り、広河原に下山しました。このグラフでわかるとおり、後半は距離を省略するため急傾斜の下山道を利用しました。ところがこの下山道はとんでもない・・・・・


鳳凰山 縦断図.jpg
累積標高は1970m、沿面距離は17.28km、推定時間10時間36分のハードプランです。雲取山に引き続き一泊でこのコースを踏破します。データ的には雲取山とあまり大差はありませんが、いつもの相棒にとっては、大変な山行となりました。


鳳凰山鳥瞰図.jpg
富士山は時々現れてくれましたが、北岳は2日間ほとんど顔を出してくれませんでした。


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駐車場は金曜日(平日)が影響しているのか、梅雨時期で天気予報が良くないことが影響なのか、1000円高速料金が先週終了したためなのか、ガラガラでした。登山者もほとんどと言っていいほどいませんでした。


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9:39 登山口をスタートします。


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なかなか歩きやすい登山道です。


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10:49 夜叉神峠(やしゃじんとうげ)に到着です。標高1770m下界とは違い風も強く結構肌寒く感じられました。ガイドブックでは白峰三山が見えると書いてありましたが、残念ながら雲が立ちこめ見ることができません。そのうち北岳に会えるだろうと期待して歩き続けましたが、、、


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12:50 杖立峠に到着。山梨県が立てた鉄のケルン?が出迎えてくれました。


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13:47 またまた鉄のケルン?に対面しました。


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まだまだ北岳は機嫌が悪いようです。


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南アルプスの南(笊ケ岳)の方角です。


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14:50 苺平に到着です。


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このあたりの気温は15度です。


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コバイケイソウの群生地を通過します。花の季節はまだまだです。今回の山行で出逢った花は、コイワカガミとシャクナゲだけでした。


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15:27 予定していた時間ぴったりで南御室小屋に到着です。


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今日の宿泊者は我々の二人だけです。丸で囲った5人部屋を二人で使用します。
今日はガラガラですが、明日の土曜日には50人の団体が宿泊予定とのこと。


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こんなに優雅な気分でとまれる山小屋は初めてです。


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テレビもついています。


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レトルトですが、ビーフシチューを大変おいしく頂きました。食欲も旺盛でご飯は3杯も食べました。
ワンカップは別料金です。念のため


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夕方のニュースでは、埼玉の熊谷で6月として最高気温39.8度を記録した。というとんでもない報道がされていました。ちなみに山小屋の室温は14度で、食事はダウンジャケットを着たままでした。同じ日本でも大変な違いです。

この夏は計画停電で大変だという報道ばかりで、仕事場を関西や九州へ移動。とか良く聞きますが、この問題の根底は暑い→エアコンを使う→電力が増える→供給が足りない→停電、なので、いっそのこと夏エアコンのいらない高原に会社を移した方がいいのでは・・・

花丸企画株式会社の場合
湯沢高原のスキー場近くの10階建てリゾートホテルを買収。1階から5階までをオフィスとして改造。庭や駐車場の屋根には太陽パネルを設置。5階から上は夏休み期間中(子供の夏休み7月中旬から8月中)は社員住宅。このリゾートホテルに会社をそっくり移動させる。冬は一般客や社員にスキー宿として提供。
このような施策をとったため花丸企画は計画停電に悩まされることなくなり、社員のやる気も上がり業績はアップしました。どうですか、最高ですね。


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テント泊の学生8人が寒そうに食事をとっています。この夜はかなり強烈な暴風雨となり、結構怖かったみたいです。(翌日談)
奧にはにおいがしない簡易水洗トイレが見えています。


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小屋の近くからは昨年登頂した秩父山系の金峰山を見ることができました。


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朝ご飯もまずまずです。個人的には、熱いご飯と熱い味噌汁があればOKです。


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においが全然しない簡易水洗トイレ。感動ものです。


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6:40 昨夜就寝中に結構風雨が吹き荒れました。そのため、この日の行動が危ぶまれましたが、結果的には晴れという最高の結果が待っていました。
雨上がりの移動と言うことで二人ともスパッツを着けましたが、この山は関東周辺の赤土登山道の山とはちがって泥だらけになる事はありませんでした。


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雲海の上下に挟まれた富士山です。


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盆栽コンクールに出展すると金賞がとれそうな立派な枝振り。


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途中には一部雪渓も残っていました。


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8:08 鳳凰三山のうち薬師岳に登頂です。この写真を撮る少し前は、一時的に風速が数十メートルを超える強烈なあられ混じりの風が吹いてきました。
この写真の姿はまるで冬山のようです。


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今回のメインイベント鳳凰三山の最高峰観音岳が見えてきました。


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8:42 観音岳(2840m)登頂完了


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先ほど通ってきた薬師岳(中央のとがったところ)とその左上にうっすらと富士山が見えます。


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9:36 この鳳凰三山のランドマークであるオベリスクが見えてきました。


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自然が作った石の彫刻オベリスクと、倒木の一部で生きづく生命。
この生きている倒木は人が腰掛けたりしないように石で囲まれていました。誰か優しい人が石を並べたのでしょう。
それにしても自然が作るものには不思議なものがたくさんあります。心打つワンショットです。


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10:36 鳳凰三山の最後、地蔵が岳のオベリスクです。今回は気温10度で時折強風が吹く寒い日でしたので、手袋も着用しています。


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左から、観音岳、薬師岳、富士山


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これからはひたすら広河原に向けて下山のみです。


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12:53 白鳳峠です。ここが広河原への分岐点です


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歩きにくい斜面が続きます。


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整備がほとんどされていない荒れた登山道。下りるにも結構大変なので、登りに使うことはおすすめしません。というか、絶対やめてください。後で後悔します。
この下山道は1000mで500m標高が下がります。計算上平均22.5度の斜面となります。想像するだけで怖い登山道です。
とうとう相棒の足も限界がきてしまい、休んでは進み、進んでは休むの事態に陥ってしまいました。もうこうなったら、ゆっくり時間をかけて下山するしかありません。


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つるつるのぬれた斜面を「トラロープ」を使って通ります。相棒はここで転んでしまいました。
ここの登山道は思い出すだけでもいやになるほど荒れた急な斜面道です。くれぐれも、この道を利用する場合はある強い決断を持って利用することを薦めます。


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15:28 ようやく車道まで下りてくることが出来ました。
この後16:10発のバス(920円)で駐車場まで戻り、日帰り温泉に浸かってから自宅に帰りました。
ちなみに高速道路は1000円高速が終了したためガラガラでした。

鳳凰山は南アルプスの前衛で本流ではありません。しかし、スケールはかなりのものです。入り口の山でこの迫力と言うことは、北岳、赤石岳、塩見岳などこれから登頂を考えている山たちはかなりの迫力で迎えてくれるのでしょう。今からわくわくしています。


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